2022.3.16
元教員が岐阜県入試を分析!【得点分布 国語編】
どうも!
T’s(ティーズ)塾長の小川です!
前回は,『岐阜県公立高校入試』について,総点(合計点)から見てみました。
平均点からだけではわからない,得点の『分布』から,受験に生かせそうなことをまとめたわけです。
今回は,さらに『教科別得点分布』からわかることをまとめてみたいと思います。
教科によってどんな傾向があるのか,戦略を立てていくには気になるところですよね。
それではいってみましょう!
こんなに違うの!?各教科の得点バラつき具合
これまで通り,データは岐阜県教育委員会が公表しているものを使っていきます。
結果は令和3年度入学(令和3年3月実施)のものを使います。
詳しいデータはコチラ
さて,
まずは,5教科すべての得点分布をまとめた『度数分布表』から見てみましょう。
う~ん。
数字ばかりが並んでいるので,何となくピンとこない方も多いのでは?
ただ,何となく,数学は他と少し違いそうですね。
これは,もっとわかりやすくしたい!
各教科1つずつ,どんな特徴がありそうなのか,グラフと合わせて見ていってみましょう。
元教員が岐阜県入試を分析!【得点分布 国語編】
高得点者続出!?大きく偏る国語
まずは国語です。
国語の得点分布はこんな感じです。
見ての通り,
おもいっきりグラフの山が「右」によってますね。
こういうのを『偏り(かたより)』って言うわけです。
平均点も5教科最高の76点でしたし,何となく,高得点者が多いとは思いました。
ただ,
ここまでとは・・・。
国語の特徴的なところを2つ挙げてみます。
① 高得点者が多い
80~100点に全体の50%もの人が集まっています。
平均点以上の得点者が全体の半分以上ということになります。
② 低得点者が少ない
高得点と低得点の2つ山,よく言う「フタコブラクダ」になっているわけではなく,全体的に高得点によっています。
50点未満を全部合わせても,8.5%と,全体の10%もいません。
国語はどんな教科?
それでは,実際に得点分布を確認したことで見えてくる『国語の特徴と対策』をまとめてみます。
① 得意不得意が少ない教科
グラフの形が「フタコブラクダ」ではないということは,得意不得意の両極端ではないということです。
国語があまり好きじゃないという場合でも,得点することは十分に可能と言えそうです。
② 特別な対策はあまり必要ない
国語の対策ばかりをガンガンやる塾なんてほとんどないでしょう。
そうなると,
多くの受験生が取り組んでいると考えられるのが,
基本的な問題(文法,漢字等)や過去問,模擬テスト。
そして,学校のワーク(問題集),定期テストに実力テスト。
といったあたりであると考えられます。
それでこの結果ということは,
特別な対策をすることなく,普通に勉強すればある程度の高得点をねらえるのだろう
ということが見えてきますね。
国語はすでにもっている教材を中心に,基本的なことをきちんとこなし,過去問等である程度対策をしていけば何とか闘っていくことができそうです。
ということで,本日は得点分布の分析【国語編】でした。
長くなってきましたので,他教科は順に分析していきたいと思います。
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