2022.4.10

オンライン教材をさけてしまう根拠のない理由

どうも!

 

T’s(ティーズ)塾長の小川です!

 

”岐阜県公立高校入試の分析”シリーズを書いていた間に,いよいよ『T’s』が開校しました!

岐阜県下唯一のオリジナル「オンライン教材」とこれまた珍しい?経歴をもったわたくしの「オフライン指導」を組み合わせることで実現する「ハイブリッド型」数学専門塾の誕生です!

 

これまでに書いてきた道のりを経て,最終的にどのような数学専門塾ができあがったのか?

そして,

ハイブリッドって何がいいの?

ハイブリッドにはどんな効果があるの?

今回からの記事でそんなこともわかるのではないでしょうか。

 

今回までの道のりをまだお読みでない方は,ぜひコチラの記事もどうぞ。

『超担任制』というアドバイス

 

 


オンライン教材をさける”根拠のない”理由

 

オンライン教材の提供を始めてからわかったことがあります。

それは,

なぜ,オンライン教材をさける人が多いか

ということです。

 

これまでに様々な意見を聞いてきましたが,

それらを端的にまとめてみると,ほとんどが次の5つのどれかに当てはまりました。

 

  1. オンライン教材だとサボって勉強しなさそう
  2. オンライン教材だとちゃんと教えてもらえなさそう
  3. オンライン教材では内容が不十分になりそう
  4. オンライン教材は使ったことがないので信用できない
  5. オンライン教材はだまされてお金をたくさん取られそう

 

この5つ,しっかりと並べて見てもらえばわかるのですが・・・

どれもまったく根拠はありません

ただ『なんとなく』といったところです。

 

『なんとなく』なんて理由で人生左右するわけにはいきませんよね。

そこで,

これら1つ1つについてしっかりと考えてみます。

 

オンライン教材だとサボって勉強しなさそう

この理由の大きな間違いはどこかというと,『オンライン教材だと』という部分です。

勉強するかしないか,という問題はオンラインかどうかということには関係ありません

それは,

 

① 習慣化するための工夫

② 学習に対するモチベーションの高め方

 

といったことに問題があるわけで,オンライン教材で勉強しないお子さんは,基本的にオフラインであっても勉強しません

よく,

「塾へ行けば,その時間はなんとか勉強するので」

といったお話を聞くこともあります。

確かに,塾へ行けば「やらざるを得ない状況」になるため,勉強時間を稼ぐことはできますよね。

 

ただし,

そのような状況で塾へ行って勉強したとしても,結果はあまり期待できないでしょう。

学習に向かうモチベーションが低い状態で授業を聞いても,あまり身にならない経験は誰にでもあると思います。

問題は別にあるわけなので,学習習慣に関わる別の指導が必要です。

(だから,T’sは『超担任制』を選択し,そういった指導をSHRでおこなうようにしているわけです。)

 

大切なのは『カタチだけでも勉強している』ことではなく,得点を上げることです。

得点も上がらないのに,高いお金を払ってオフラインの指導を受けるくらいなら,金額的に安いオンライン一本にした方がよっぽどマシかもしれません。

 

オンライン教材だとちゃんと教えてもらえなさそう

「ちゃんと教えてもらえる」というのは,”指導の腕前”のことでしょう。

要するに,”オンライン教材になると指導の腕前が落ちるのではないか?”ということです。

確かに一理あります。

オンライン・オフライン関係なく”質”についてはきちんと確かめる必要がありますからね。

 

内容が適当なものでないか?ということはもちろんのこと,お子さんへの対応も非常に重要です。

直接お子さんの反応を見ながら,その瞬間に最適な指導を判断するというのはプロ教師なら当然のように行っていることですから。

 

ただし,

それは”マンツーマン”で常にそのお子さんの様子を確認しながら指導している場合です。

集団で多くのお子さんを相手にしている場合は結局のところ”その瞬間に”というのは難しいわけです。

 

また,

苦手克服を目的としたピンポイント指導をするときには必要なスキルですが,基本的な内容を理解する場合であれば,その都度指導することはむしろ集中力を欠くことにつながり,効率を下げてしまいかねません。

 

それよりも,

お子さんが自分で『よし,わかった!』と思えるまで何度でも繰り返すことのできるオンライン教材の方が最初の一歩には向いています。

 

オンライン教材では内容が不十分になりそう

これも大きな間違いの1つです。

時間的な制限があるのは,オンラインではなくオフラインの方です。

 

しかも,

時間内に理解できるかどうかは,お子さんによって異なりますので,わかっていなくても『時間がないから』という理由で次へ進むしかありません。

これは,教員時代も何度もぶち当たってきた壁です。

 

その点,

オンライン教材は大変優れています。

 

あらかじめ用意しておくことができるので,内容的に不十分になりにくく,仮に不十分がわかっても授業と違ってすぐに修正することができます

理解に必要な時間はお子さんによってまったく違うので,使い方さえ覚えてしまえば,自分で調整できるオンライン教材の方が都合が良いわけです。

 

オンライン教材は使ったことがないので信用できない

これは人間心理としては大いに理解できる理由ではあります。

人間には『現状維持バイアス』といって,平和な現状を変えたくないという願望があるからです。

変わることを嫌うわけです。

 

ですが,

これは太古の昔,常に危険と隣り合わせの生活をしていた頃のなごりです。

 

いつ命の危険にさらされるかもわからない状況では,平和な『今』を維持することの方が危険を回避できる可能性が高いですから。

現在はこれとは”真逆”といってもいい時代です。

 

変化の激しい時代(VUCAな時代)においては,『変わらない』ことの方がむしろ危険視されています。

この『時代』について詳しく知りたい方はこちらの動画をどうぞ。

 

新たなことに挑戦していくからこそ,新たな価値を生み出していくことができるわけで,そういった視点をもっていかないと,これから先は取り残されてしまうかもしれません。

そういう意味では,これを理由にしている場合が,お子さんの進路を考えていく上で1番危険なのかもしれません

 

オンライン教材はだまされてたくさんお金を取られそう

この理由は・・・なんでしょうか。

 

オンラインのものはすべてインチキ商売だ!的な,

カード決済なんて危険だ!的な,

便利なものにはどうせ罠があるんだ!的な,

誰かが大儲けしているに違いない!的な,

 

・・・なんとも言えない意見です。

よく見ればわかりますし,考えてみれば当たり前なのですが,オンラインの方がコストが少ないので割安です。

コストが低いから安い,ということはもちろん『安かろう悪かろう』ではありません。

 

少子化問題から教育費がどんどん高騰している現代社会(顧客が減るので一人当たりの金額を上げるしかないですもんね)。

この家計の圧迫をなんとかするための救世主になり得るのは,オンラインしかないと思っています。

 

なぜなら,

人件費のかさむオフライン指導では,コストダウンするにしても限界があるからです。

 

つまり,

オンラインの方が割安であるということです。

 

ハイブリッドでオン・オフの最適化をはかる

ここまで書いてきたことで少しわかっていただけたと思います。

オンライン教材にはオンライン教材の,オフライン指導にはオフライン指導の,それぞれメリット・デメリットがあります。

 

そして,

オンライン教材というのは,まだまだ新しい分野であり発展途上です。

 

だからこそ,

どちらの強みも生かすことができるように用いることができれば,これまでにはなかったような効率的な教育のカタチを生み出すことができます。

それが『ハイブリッド型』というわけです。

 


このブログでは,岐阜県公立高校入試突破を目指す中学生やその保護者のみなさんに役立つ情報をどんどん発信していきます。

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また,

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では,また。