2026.11.3
提出物を出しても内申が上がらない3つの原因と家庭でできること
うなずき・質問・苦手単元。内申をつける側から見た「あと一歩」
「提出物を出しているのに内申が上がらない」というThreadsの投稿に、本当にたくさんの反応をいただきました。ありがとうございます。コメントを読みながら、同じことで悩んでいるご家庭がこんなに多いのかと改めて感じました。
私は中学校で14年間、数学の教員をしていました。つまり、内申点をつける側にいました。この記事では、投稿では書ききれなかった「なぜそうなるのか」「家庭では何をすればいいのか」をじっくりお伝えします。
この記事で分かることは、次の3つです。
- 提出物を出しているだけでは内申が上がりにくい理由
- 「うなずき」「質問」「苦手単元」の3つが評価に効く理由と、家庭でのサポートの仕方
- 頑張っても評価に納得できないときの、保護者としての向き合い方
前提:提出物は「最低ライン」でしかない
まず前提として、内申点はテストの点数だけで決まるものではありません。授業への取り組み方、提出物、テストなど、いろいろな材料をもとに、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」といった観点ごとに判断されます。
この中で提出物は、出していないと評価が下がりやすい一方で、出しているだけでは他の生徒と差がつきにくい材料です。多くの生徒がきちんと出しているからです。提出物は「上がるための材料」というより、「下がらないための最低ライン」なんですね。
以前指導した生徒も、中2の2学期は提出物を毎回出していたのに内申は3でした。本人も「ちゃんと出しているのに、なぜ?」と首をかしげていました。その生徒が3学期に変えたのが、この後お伝えする3つです。結果、内申は4に上がりました。特別な才能があったわけではなく、「何をすればいいか」を知って実行しただけです。
また、提出物には「出し方」もあります。自主的に取り組んだ学習ノートを黙って提出すると、「これは確認してほしいということ?」と戸惑う先生もいました。「自分で問題を解いてみたので、見ていただいてもいいですか」と一言添える。あるいは質問に行くついでに「こんな感じで勉強しています」と見せる。それだけで、同じノートでも伝わり方が変わります。
今日からできること:提出物について「出した?」と確認するだけでなく、「どこが一番難しかった?」と中身に目を向ける声かけをしてみてください。そこで出てきた「難しかったところ」は、後でお伝えする「質問」のタネにもなります。
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この記事の続きでは、次の内容をお伝えしています。
- 原因①「聞いている」が先生に伝わっていない
- 原因②「学ぶ意欲」が見えていない
- 原因③テストで「伸び」が見えていない
- 「ずるい?」と感じたとき、評価に納得できないとき
- 家庭でできるチェックリスト
- まとめ
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2611内申
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