2024.10.2
【中学生必見】元教師が解説する『学校の成績』
どうも!
T’s塾長の中学生コーチおがたつです!
前期終了も近づいてきましたが学校の成績に悩んでいませんか?
・目標とする高校には内申が足りないんだけどいまいち上げ方がわからない
・あれこれ情報は調べているんだけどわが子の場合はどうすればいいのやら…
・私立と公立を併願する場合はどんな考え方で内申をとらえればいいの?
・まだ中3じゃないけどそもそも内申はどんなものなの?
そんなお悩みを抱えているとしたらそのままでは非常にまずいですよね?
私立,公立関係なく内申点は高校受験で非常に重要な指標の1つです!
前期期末テストも終わり,前期の成績についてはほぼ決定している時期です。
前期の成績を受け取る日も近いわけですがほとんどのご家庭では
「成績表をもらってきても何をどう見ればいいのかわからない!」
という状況ではないでしょうか?
ちなみにわたしは公立小中学校や国立大学法人の附属中学校に合計14年間勤務しました。
その貴重な経験を通して数学が本当に苦手なお子さんからトップレベルに得意なお子さんまで幅広い学力のお子さんを1000人以上指導してきた実績があります。
(詳しくはコチラ➡https://ogatatsuya.com/teacher/)
そんなお子さんの中には「内申点が悪いばっかりに」と本当に目指したい進路をあきらめていった方が何人もいました。
その1つの原因となっていることが
成績についてよく知らない
ということです。
それもそのはず。
そんなこときちんと教えてくれる学校なんてありませんからね。
当塾はというと
わたしの経験を踏まえて無料の個別相談の段階から成績表の見方をしっかりお伝えさせていただいております!
また,実績としても熱心に当塾教材に取り組んでいる受講生のみなさんがどんどんすばらしい成果を残してくれています!
・数学1桁から50点以上アップ!
・初めての数学100点獲得!
・数学の得点学年トップ獲得!
・偏差値70以上の有名私立合格!
などなど,90%以上のお子さんが入塾後に数学で「過去最高」を叩き出しています!
こんなことができたのは,これまで熱心にT’sの教材に取り組んできてくださった塾生のみなさんのおかげです!
さて,
このようにメキメキと素晴らしい結果を残している
『T’s-Math Coaching-』
今回はいわゆる
内申点
について徹底的にお伝えしていきます!
中学生はどんな評価をされるの?
少し専門的な話からしていきますね。
小難しいことも補足を入れていきますのでぜひお付き合いください!
中学校での評価は、文部科学省の勧告に基づき、以下のような方法で行われています。
(1)評価の基本的な考え方
評価の核心は、学習指導に定められた目標に照らして、お子さんがどれだけ成長したか見取ることが重視されています。
→実際には公立高校入試に大きく影響します。
→点数以外の部分を学習に生かしている生徒はほとんどおらず,与えられた得点に一喜一憂している状況です。
(2)評価の観点
評価は主に3つの観点から行われます。
①知識・技能
教科書で学んだ内容をどれだけ理解して、身につけて評価します。
例えば,学んだ単語の意味を正しく答えることができるか,計算を正しく正確に行うことができるか,歴史の年号や出来事を正確に覚えているかなどが含まれます。
実際にはほとんどテストで評価されます。
②思考力・判断力・表現力
学んだ知識を活用して考え,判断し,それを行う表現力を評価します。
例えば,社会の問題について自分の意見を論理的に考えられるか,数学問題を解決するために適切な方法を選ぶかなどが含まれます。
実際にはこちらもほとんどテストで評価されますが,中にはきちんとレポートをとって評価する先生もいます。
③人間性
関心・前向き・態度 学習に対する前向きな姿勢や,積極的に取り組む姿勢を評価します。
授業中の発言や,宿題への取り組み方なども評価の対象となります。
先生によって評価するものや基準はバラバラであらかじめ明確な指標を示してもらえることはほとんどありません。
最終的には中学生からすると『ブラックボックス』といえます。
(3)評価の方法
評価は様々な方法を組み合わせて行われます。
①定期テスト
従来からある筆記試験です。
主に知識・技能を測るのに適していますが,思考力なども評価できる工夫がされている場合も稀にあります。
②実技テスト
体育や音楽、美術などの実技科目で行われます。
実際の動きや表現を評価します。
何ができればいいのか明確な基準がある場合もあります。
③レポートや作品
学習の成果や美術の作品など,時間をかけて取り組んだ成果物を評価します。
どこに基準があるのか誰にでもわかるように示されることはあまりありません。
④授業中の観察
先生が日々の授業中にお子様の様子を観察し,発言や活動の様子を記録します。
記録は何もなく記憶を頼りに評価されることもあるので先生によっては何を評価しているのかよくわかりません。
⑤ポートフォリオ評価
作品や課題,テストの結果などを時系列で集め,成長の過程を評価します。
文書的には記載がありますが,相当きちんと評価しようという意識のある学校または先生でなければ実施されないことが多いです。
(4)評価の表し方
評価結果は主に以下の2つの方法で表になります。
①観点別学習状況の評価
上記の3つの視点それぞれについて
A:十分満足できる
B:おおむね満足できる
C:努力を要する
の3段階で評価されます。
成績表の小項目のことです。
表記されていない学校はないはずです。
②総括的な評価
観点別評価を総合して5段階
5:十分できるものとしてたいへん優れている
4:十分満足できるものとして優れている
3:おおむね満足できる
2:努力を要する
1:一層の努力を要する
で評価されます。
いわゆる評定点というやつで,これが入試に直結します。
(5)公文書ではこうなってます
評価は学年全体での相対的な新しい取り組みより,お子様個人の成長に焦点をあてます。
例えば,以前は苦手だった分野で努力の成果が見られたり,興味を持って積極的に取り組んでいきますそうなったりした場合。
それらを積極的に評価します。
評価結果は,原則通知表やテストの量として伝えられるだけではありません。
お子様の強みや改善点,今後の学習へのアドバイスとしても活用されます。
評価者から具体的なアドバイスがもらえます。
(6)評価を活かす
評価の目的は,あくまで学習をサポートすることです。
評価結果をベースに,先生は授業の進め方を工夫したり,個別の支援を行ったりします。
ご家庭でも,評価結果を参考に,お子様の学習をサポートしていただけると効果的です。
さて,
ということで学校の成績ってどんなものなのかということについて解説してきました。
とはいえ,
成績表の見方や成績表に基づいた今後の学習のアドバイス,どのように評価を上げていくべきか,といったことについては個人差がかなり激しいのが事実です。
しかも
それが学校で行われることはちょっと考えにくいです。
というのも学校からすればなんとなく『種明かし』をすることになってしまいますからね。
実際には成績には説明責任があるので疑問をぶつけるのは何も悪いことではないんですよ。
ただ,誰にでも『4』や『5』をあげるわけにはいきませんよね。
これは現在の入試システム上仕方のないことです。
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