2026.10.28

「定期テストまであと3週間、まだ間に合う」の落とし穴と復習の設計図

同じ勉強時間でも結果が変わる「間隔を空けた復習」の進め方

先日Threadsで「『期末まであと3週間、まだ間に合う』は甘い」という投稿をしたところ、たくさんの方に読んでいただきました。本当にありがとうございます。「まさにうちのことだ…」という声も届いていて、同じモヤモヤを抱えているご家庭が多いのだと感じています。

私は国立大学附属中と公立中で14年間、数学を教えてきました。その間、テスト前に「時間はあったのに点数が伸びなかった」という生徒をたくさん見てきました。そうした生徒のつまずきは、能力ではなく時間の使い方にありました。

この記事では、投稿では書ききれなかった「なぜそうなるのか」「家庭で何をすればいいのか」を深掘りします。読み終えるころには、次の3つが分かるはずです。

  • なぜ「3週間あるから大丈夫」が落とし穴になるのか
  • 3週間で復習を3回入れる、具体的なスケジュールの組み方
  • 保護者の方が家庭でできる、責めない声かけとサポート

「覚えた」と「定着した」は別物です

なぜ?
3週間という時間は、新しいことを覚えるだけなら十分です。ただ、記憶は時間がたつと少しずつ薄れていきます。一度覚えただけで復習しなければ、テスト当日には思い出せなくなっていることが多いのです。「まだ間に合う」と感じるとき、多くの場合は「覚える」と「定着する」が混ざってしまっています。

よくある場面
授業の直後は「分かった!」と言っていた。ワークもその日は解けていた。なのに、テストでは手が止まってしまった。お子さんが「やったのに出てこなかった」と落ち込むのは、決してさぼっていたからではありません。「覚えた」ところで止まっていて、「定着」まで進んでいなかった。ただそれだけのことです。

教室でも、この状態の生徒はとても多く見てきました。本人は頑張っているので、結果が出ないと「自分は頭が悪いんだ」と思い込んでしまいます。でも安心してください。原因は能力ではなくやり方なので、変えることができます。

今日からできること
夕食のときなどに「今日の授業で一番大事だったこと、何も見ないで言える?」と軽く聞いてみてください。言えれば定着に向かっている証拠です。出てこなければ「復習のタイミングだね」というサインです。言えなくても責めずに、「そこが分かってよかったね」と受け止めてあげてください。

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この記事の続きでは、次の内容をお伝えしています。

  • 3週間は「詰め込み期間」ではなく「復習を3回入れる期間」
  • そのまま使える「3週間の復習スケジュール」
  • 復習の中身は「眺める」より「思い出す」
  • 「まだ間に合う」を「今日から始めよう」に変える声かけ
  • 家庭でできるチェックリスト
  • まとめ

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2610分散復習

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